「中野区不登校支援の基本方針」について
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更新日:2025年5月30日
このたび教育委員会では、児童・生徒一人ひとりの思いを大事にしながら、社会的自立を後押しすることができるよう、不登校対策を総合的に推進するための基本的な方針として「中野区不登校支援の基本方針」をとりまとめました。
「中野区不登校支援の基本方針」の趣旨
「中野区不登校支援の基本方針」は、全ての児童生徒が安心して生活できる教育環境を構築し、豊かな人間性をはぐくみ、未来を切り拓く力を伸長する目的のもと、中野区、区立学校・幼稚園、家庭、地域社会その他の関係機関が相互に連携し、総合的な対策を効果的に推進するための基本的な方針を定めるものです。
中野区の目指す教育の姿と不登校に関する基本的な考え方
〇中野区の学校教育が目指すものは、全ての児童生徒が豊かな人生を送れるように社会的な自立を果たすことです。そのためには、全ての児童生徒が自分らしく学ぶことができる、自分自身で「進む路」を選択できるようにしていく必要があります。不登校児童生徒への支援の在り方は「学校に登校する」という結果のみを目標にせず、児童生徒が自らの進路を主体的に考えられるように後押しするものでなければなりません。
〇学校は、多くの人たちとのかかわりの中で様々な体験や経験を通して実社会に出て役立つ生きる力を養う場です。すべての児童生徒にとって様々なつながりを実感でき、児童生徒を主体とした魅力ある学校づくりを進めていく必要があります。
○不登校は問題行動ではなく、誰にでも起こり得るものであり、学校に「行きづらい」「行けない」要因は様々です。必要な支援は一人ひとり違っており、その時々で変わるのでどのような学びの場が相応しいのか、自分はどうありたいのかという希望や願いを把握し、叶えるために多様な視点から支援を考える必要があります。学校だけではなく、保護者や地域、公共機関、民間機関とも連携して支援を充実させます。
中野区の不登校支援の方向性
(1)児童生徒のつながりを大切にした自分らしい学び
(2)教職員による一人ひとりに適した支援
(3)教育委員会による一人ひとりの望む環境の整備
目標と方策
方策1 魅力ある学校づくりの推進
方策2 安全・安心な環境の提供
方策3 多様な教育機会の提供
方策4 社会に開かれたチーム学校づくり
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