おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)任意予防接種費用の一部助成

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更新日:2025年3月13日

【3/13更新】中野区おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)ワクチン任意助成期間延長のお知らせ

中野区では、昨今のワクチン不足により、接種することができない可能性のある方を対象に、助成期間を1年間延長します。

対象者((1)(2)(3)のいずれも該当するお子さん)
(1)2018年4月2日~2019年4月1日生まれ
(2)接種日現在、中野区民である
(3)2025年3月31日までに接種を完了していない

助成延長期間
2025年4月1日~2026年3月31日まで

助成までの流れについては本来の助成対象年齢の方と変わりありません。お子さんの接種を希望される保護者の方は、本ページを確認の上、接種してください。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)任意予防接種費用の一部助成について

中野区では、中野区にお住まいの、満1歳から小学校就学前のお子さんを対象に接種費用の一部助成を行っています。
※おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)のワクチン接種は、予防接種法に基づく定期予防接種ではなく、任意予防接種となります。接種は保護者の希望と医師の判断に基づいて行ってください。

  • おたふく風邪は、ムンプスウイルスに飛沫感染や接触感染することで引き起こされる病気です。“流行性耳下腺炎”とも呼ばれています。
  • 耳の下に位置する耳下腺じかせん(唾液を作る組織)に炎症が生じることから、同部位の腫れを特徴的な症状とします。両側が腫れた場合におたふくさんのように見えることから“おたふく風邪”と呼ばれます。発症した場合には両側が腫れることが多いですが、片側のみしか腫れない場合もあります。
  • おたふく風邪は、保育所や幼稚園などで集団生活を開始したばかりの小児に多く見られ、6歳までの子どもが発症例の半数以上を占めると報告されています。一度、感染することで生涯の免疫が獲得されますが、中には成人になってから初めておたふく風邪にかかる人もいます。
  • 通常は大きな合併症もなく自然に治癒することが多い病気です。しかし、頭痛や吐き気を伴う髄膜炎の合併症は頻度が高く、ときに難聴や不妊の原因になることがあります。特に難聴は発症すると治らず、片側性が多いですが、両側性に発症した場合にはずっと聴力障害を抱えることになります。そのため、子どもも大人も予防接種を含めた感染予防策を徹底することが重要です。

中野区にお住まいの、満1歳から、小学校就学前のお子さん
※4月に入学するお子さんが4月1日以降に接種を行った場合は、全額自己負担になります。

助成額:1回につき4,000円
助成回数1人2回まで

  • おたふくかぜワクチンは、1歳になったら1回目、集団生活に入る前に2回目の接種が勧められています。
  • おたふくかぜワクチンは、生ワクチンという種類に分類されますが、MR予防接種など、生ワクチン同士の予防接種は、27日間接種間隔をあける必要があります。
    接種間隔についての詳細は、予防接種の接種間隔にお進みください。
  • 中野区内の実施医療機関には、おたふくかぜ予防接種予診票を備えてあります。
  • 接種日当日に医療機関窓口で予診票を受け取り、記入してください。
  • 接種後、支払いの際に、各医療機関で定める予防接種料金から、助成額(4,000円)を差し引いた金額を請求されますので、その額をお支払いください。

【例】予防接種料金が6,000円の医療機関で接種を受けた場合、接種料金6,000円から助成額4,000円を引いた差額の2,000円を接種後その医療機関にお支払いください。

中野区外で接種を受ける場合は、医療機関に自費で全額接種費用をお支払いいただき、事後請求(還付請求)していただくことで助成を受けることができます。
以下の申請フォームから必要書類を添付の上申請してください。
新規ウインドウで開きます。償還払い申請フォーム(外部サイト)
※申請期限は、接種した日の翌年度の9月末日です。
【例】令和6年度中に接種をした場合、申請期限は令和7年9月30日(火曜)となります。
※申請者と名義の異なる口座への振込みをご希望の場合は、お手数ですが中野区保健所保健予防課(03-3382-6500)までご連絡ください。

申請に必要な書類

・接種した記録がわかる領収書
・母子健康手帳
・申請者(保護者)の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)
・申請者(保護者)の通帳又はキャッシュカード(振込先口座情報がわかるもの)

  • 注射部位を強くこすらないでください。
  • 接種部位を清潔に保ち、接種当日は過激な運動を避けるようにしましょう。
  • アレルギーやぜんそくなど基礎疾患のあるお子さんは、接種のあと医師の指示に従って、一定時間はそのまま医療機関で待機するようにしましょう。
  • 副反応かどうかわからなくても、接種部位や体調の変化が現れたら、速やかに医師の診察を受けてください。
    保健所は、区民のみなさんに健康安全情報を発信するため、健康被害に関する情報を収集したり、調査したりしています。
    気になることがありましたら、下記このページについてのお問い合わせ先まで連絡をお願いします。

ワクチンの効果

おたふくかぜワクチンの1回接種の有効率は78%、2回接種の有効率は約88%です。
参照:新規ウインドウで開きます。こどもとおとなのワクチンサイト(外部サイト)

副反応

副反応
耳下腺の軽度の腫れ接種した100人のうち約1人
無菌性髄膜炎接種した2,000~3,000に1人(自然感染の場合の、数十分の1)
急性膵炎頻度不明

関連情報

お問い合わせ

このページは健康福祉部 保健予防課(中野区保健所)が担当しています。

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