近所でハクビシンを見つけましたが、どうしたらいいですか?

更新日 2011年5月10日

質問

近所でハクビシンを見つけましたが、どうしたらいいですか?

回答

 最近、ハクビシンを市街地で見かけることがあります。区内でもハクビシンの目撃例が報告されています。見かけた人はびっくりするかもしれませんが、野生動物ですので、ハクビシンの方が逃げていくでしょう。野生動物は自然のままの状態でいることが一番の幸せです。みなさんのご理解とご協力をお願いします。

ハクビシンの写真

(写真提供:公益財団法人 東京動物園協会)

○体の大きさ(成獣(大人個体)
 ・全長は約90~110cm(尾は約40~45cm)
 ・体重は約3~4kg
○体の特徴
 ・体の大部分が灰褐色で、短い四肢は黒色。
 ・額から鼻先まで白い模様があります。台湾名はその名の通り「白鼻芯」。
 ・眼の下や耳の前に白い斑紋があります。
 ・尾の先が白っぽい個体や、鼻が黒っぽい個体もみられます。
 ・肛門の近くに独特の臭いを発する臭腺が発達しています。
※ハクビシンの足跡は、前足、後足とも指があり、丸みをおびているのが特徴です。

 

●餌付けは絶対にしないでください
 ハクビシンは雑食なので、市街地では庭や家庭菜園などの果実、ペットの餌や残飯などを食べて生きています。生ゴミも餌になります。餌付けは、ハクビシンを人に慣らし、数を増やす原因となります。また、野生動物の習性を変えてしまうことになります。珍しいから、かわいいからといって、餌を与えないでください!
 ※生ゴミを屋外に置いたり、ごみ収集時間前に出すことはやめましょう。
 ※飼い主のいない猫への置き餌も、ハクビシンの食べ物となります。置き餌はやめましょう!
 
●自宅にハクビシンが住みついた場合
 ハクビシンは、顔さえ入れば、どんな小さな穴(3~4cm)でも通り抜けできます。子育てのために家の天井裏などに住み着くことがあります。ハクビシンは、そこで糞尿を排泄しますが、糞は天井に堆積し、また、尿は天井にシミ汚れを作り、異臭を発生させます。時には天井が腐って抜け落ちてしまうことがあります。また、ダニなどの害虫が発生する原因にもなります。
 自宅に住みつかれてしまった場合は、「有害鳥獣捕獲」の許可をもった専門業者に、捕獲や侵入口の閉鎖工事、清掃消毒等を依頼することをお勧めします。
 
※ハクビシンは鳥獣保護法により、有害鳥獣捕獲の許可を受けた業者でないと捕獲できません。
※捕獲に関わる費用などは、依頼した方の負担となります。
 
●ハクビシンから人に感染する病気
 ハクビシンは野生動物のため、目に見えない寄生虫(ダニ、ノミ、線虫等)が寄生していて、ダニやノミは人間にも寄生します。また、人に感染する病気を持っている場合もあります。ハクビシンに手を出したりすると、咬まれたり、爪でひっかかれたりして、その傷口から病気に感染することがありますので、絶対に素手で触れないようにしましょう。
 
●病気と思われるハクビシンの対応
 ハクビシンは、毛の抜ける「疥癬(かいせん)」という皮膚病にかかっていることがあります。疥癬は人や飼い犬にも感染するおそれがあります。絶対に近づかないようにしてください。明らかに皮膚病と思われるハクビシンを見つけた場合は、下記までご相談ください。
※東京都環境局自然環境部計画課鳥獣保護管理担当 電話(03-5388-3504)

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