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最終更新日 2009年12月2日
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吹付けアスベストかどうかは、施工時期で判断できますか?

質問

吹付けアスベストかどうかは、施工時期で判断できますか?

回答

 判断できません。
 設計図書(建築時の施工図や材料表など)や施工業者からの聞き取りなどで吹付けアスベストかどうかの判断ができない場合は、施工時期で判断するのではなく、専門的な分析機関・業者等によるアスベスト含有率の分析調査をおこなってください。

1 現在と対象が異なる、昭和50年の「吹付けアスベスト」規制

 昭和50年にアスベストの吹付け作業が特定化学物質等障害予防規則により原則として禁止されましたが、これはアスベストの含有率(重量比)が5パーセントを超える吹付け材のみを対象としていました。このため含有率5パーセント以下のアスベスト含有吹付けロックウールなどは、それ以後も使用されていました。平成7年に、アスベストの含有率が1パーセントを超えるものをアスベスト含有物とする改正があり、その後は、1パーセントを超える吹付け材が「吹付け石綿(アスベスト)」となりました。
 なお、平成18年9月1日から改正労働安全衛生法施行令が施行され、現在では、アスベストを含有している製品の定義は、「重量比で0.1パーセントを超えるもの」になっています。

2 「アスベスト含有吹付けロックウール」などの規制

 ロックウールは岩綿とも呼ばれ、人工的に造られた鉱物繊維です。これにセメント・水を加えて吹き付け施工したものが吹き付けロックウールです。現在新規に施工されるものにはアスベストの含有はありませんが、過去にはアスベストを混ぜていた製品がありました。また、ロックウールのほかに、バーミキュライト(ひる石)や他の吹付け材にも含有されていた製品がありました。
昭和55年以降、その使用は減少したと言われていますが、平成7年の原則禁止までは使用されていた可能性があります。また一定の管理条件のもとで吹付け作業を認める特例規定は残されており、これがなくなり完全に禁止されたのは、平成17年7月1日からです。

3 解体作業の事前調査に関する法令の規定

 「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」第123条第2項で義務付けられている遵守事項(平成6年2月9日付東京都告示1279号「石綿含有材料を使用する建築物その他の施設の建設、解体又は改修の工事における作業場の遵守事項」)では、「工事の施工前において、設計図書等及び現場目視(設計図書等での確認が前提です。)によって調査・把握できない場合は、試料を採取しX線回析法等の分析により判断する」よう定められています。
 また労働安全衛生法に関係する石綿障害予防規則にも、類似の規定があります。さらにこの規則では、建築物や工作物の解体を行う場合、施工業者はその対象にアスベストが使われているかどうか、調査しその結果を記録しておくことが義務付けられています。加えて、解体作業の発注者についても、施行業者に対して石綿等の使用状況等を通知することが義務付けられています。
「アスベスト よくある質問(目次)」へ

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