福島第一原子力発電所事故に伴う区立学校プール・給食の対応について

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更新日:2023年8月3日

区立小・中学校のプール・給食の対応

 区立小・中学校のプールと給食につきましては、東京都健康安全研究センターの測定結果や見解などをもとに、次のとおり安全性を確認しながら実施しています。

プールの水の安全性の確認

 プールの水については、子どもたちの使用開始までに、溜まっていた水を排水し、清掃を済ませ、新たに水道水を入れています。水道水及び降下物(塵や雨)の放射性物質の測定結果は次のとおりで、空間放射線量も微量であるため、プール使用期間中に水の入れ替えをしないことにより放射性物質が蓄積することを考慮しても、健康への影響はないと判断しています。そのため、区独自での測定は行っていません。 
*室内プールについては、雨水や空間放射線量の影響はありません。
水道水:東京都が浄水場の測定を行うとともに、東京都健康安全研究センターが、水道蛇口からでる水の測定を行っています。 水道蛇口については、平成23年5月4日以降「不検出」(※1)が続いています。
 ※1:東京都健康安全研究センターの水道蛇口からでる水のセシウム137の平成23年7月2日測定値0.14ベクレル/キログラムが公表されています。これについて、センターに確認したところ、測定値が概ね0.2ベクレル/キログラム未満の場合「ND(不検出)」と表示していますが、この日、誤差が少ない正確な測定値が得られたため公表したとの説明がありました。
降下物(塵や雨):東京都健康安全研究センターで降下物(塵や雨)の測定を継続的に行っていますが、平成24年4月1日以降も「不検出」が続いています。
空間放射線量:東京都健康安全研究センターで継続的に測定を行っていますが、平成24年4月1日以降、平均値0.0477~0.0562マイクログレイ/時間(=マイクロシーベルト/時間)で推移しています。

新規ウインドウで開きます。東京都健康安全研究センター(外部サイト)

給食の食材の安全性の確認

 食品中の放射性物質については、平成24年4月から食品衛生法にもとづく新たな基準が適用され、食品衛生法による規制や監視等が行われています。また、各産地では、各都道府県の検査計画にもとづき検査を実施しています。
 こうした国や各都道府県の安全性確保のための取り組みを前提とし、各学校では、安全を確保する手立てとして、原則として都内の卸売市場を通った食材を使用することとし、産地を把握のうえ、国の出荷規制品目に該当していないかを確認しています。牛乳、米、パン・麺など、各学校が東京都指定の取り扱い業者から仕入れているものについては、教育委員会で産地等の確認を行っています。
 また、各学校と教育委員会では、給食食材選定の参考とするため、日常的に国や各都道府県等が公表している各地域で生産される農産物等の放射性物質検査の結果を確認しています。
*こうした方法で給食食材の安全性を確認していますので、区として給食食材中の放射性物質の検査は実施していません。

新規ウインドウで開きます。農林水産省-厚生労働省(食品中の放射性物質の検査結果)(外部サイト)

新規ウインドウで開きます。消費者庁 食品と放射能Q&A(外部サイト)

新規ウインドウで開きます。厚生労働省 食品中の放射性物質の新たな基準値(外部サイト)

新規ウインドウで開きます。食品と放射性物質をめぐる最近の状況について(平成24年8月8日)(外部サイト) 

新規ウインドウで開きます。食品と放射性物質をめぐる最近の状況について(平成24年10月9日)(外部サイト)

区立小・中学校での空間放射線量の試測の結果

 区は、発生源付近において大量の放射性物質の放出があった場合など、将来本格的な測定が必要となる場合に備え、平成23年6月23日から7月1日までの間(土日を除く)に区内110か所で空間放射線量の試測定を行いました。区立小・中学校の測定結果は次のとおりです。

中野区の空間放射線量の試測結果等について

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