カラスの習性を知って対策を

ページID:353337855

更新日:2024年4月15日

区には、年間を通じて「ごみを荒らされる」「ふんで建物や道路が汚される」「歩行中に威嚇、攻撃された」といったカラスの被害が報告されています。このような被害を防ぐには、カラスの習性を知り、対策を立てることが必要です。

巣の撤去の問合せ及び連絡先
巣のある場所担当窓口連絡先
都道の街路樹(中野区に国道はありません)
【南北方向】山手通り 中野通り 環状7号線 中杉通り
【東西方向】目白通り 千川通り 新青梅街道 早稲田通り 大久保通り 方南通り 青梅街道
東京都第三建設事務所(区役所2階)電話番号 03-3387-5384
区道の街路樹、区立の公園中野区役所 公園課電話番号 03-3228-8850
電柱東京電力カスタマーセンター電話番号 0120-995-001
学校の樹木等各学校(区立学校以外は、各学校法人等)各区立小・中学校、幼稚園一覧

集合住宅及び法人のビル等
(社寺等の宗教法人も含む)

各管理組合及びビルの管理会社等

当該施設の管理者

個人宅
(及び保護指定の樹木)
中野区保健所 衛生環境係電話番号 03-3382-6662

カラスを増やさないために、防鳥ネットを利用しましょう

カラスが都会で繁殖するようになった最大の原因は、餌となるごみが豊富だからです。カラスにごみを食べられないように、ごみの出し方を工夫することが大切です。
ごみ集積所に使用する防鳥ネットは、中野清掃事務所で貸し出しています。

ごみ集積所用 防鳥ネットの貸出窓口
貸出窓口連絡先
中野清掃事務所(中野区松が丘一丁目6番3号)電話番号 03-3387-5353

ごみの出し方にも工夫を

  • 紙で包むなど、見えないように出しましょう。
  • ふた付きの容器に入れましょう。
  • ごみは決められた時間に出しましょう。
  • ごみがネットからはみ出さないようにする、カラスにネットを持ち上げられないよう、おもりを付けるなどの対策をとる必要があります。

カラスの習性

カラスの縄張りは巣を中心に半径20メートルから100メートル程度といわれており、この範囲に人が近づくと威嚇や攻撃をすることがあります。カラスの様子に注意し、異常を感じたときはその場を離れるようにしてください。

繁殖期のカラス

都会でよく見かけるカラスの繁殖期は、3月から7月頃です。この期間は、カラスが卵やヒナを守るために人を威嚇、攻撃することがあります。

巣立ちの時期

巣立ったばかりのヒナはまだうまく飛べないため、地面に落ちてしまうことがあります。親ガラスはビルや電柱の上からヒナを見守り、周囲を監視していますが、地面に落ちたヒナを守るため、近くを通る人を突然、攻撃することがあります。

防御方法

カラスに威嚇されたときは、帽子をかぶったり、傘を開いて防いでください。帽子はゴムやひもでとめていないと、カラスに奪われることがあります。また最近は、カラスを追い払うためのいろいろなグッズがホームセンターなどでも売られています。

餌を与えない

餌を与えることで、カラスは「人が食べ物をくれるものだ」と思い、人を恐れなくなります。そのため、ごみを荒らしているカラスを追い払おうとしても、逃げなくなったり、ときには人に襲い掛かってくることもあります。天敵がいない都会のカラスは、餌を与えることで数が増え、鳴き声やふんなどにより、生活環境に被害をもたらします。

巣づくりされないために

カラスは、木の枝や針金ハンガーなどで巣を作ります。自宅の庭木に巣を作らせないよう、対策することも大切です。

  • 定期的に庭木の剪定をしましょう。カラスは巣を外から見られないように、茂った樹木を好みます。
  • 巣の材料となる針金ハンガーを屋外に放置しないようにしましょう。

巣を作られてしまったら

攻撃してくるのは繁殖期にあるカラスで、一時的な行動です。巣を作られたからといって慌てず、他の鳥と同様に様子を見ましょう。人を激しく攻撃してくる場合は、帽子や傘で攻撃を防いだり、巣の撤去を検討してください。

巣を撤去するには

カラスが自宅に巣を作った場合の撤去は、原則としてその敷地の管理者が行うものです。なお、鳥獣保護管理法により、許可なく卵やヒナを捕獲したり処分することは禁止されています。
区では、次のすべての要件に該当する場合に限り、緊急対応として巣の撤去を行います。

  1. カラスが住民、通行人を威嚇、攻撃していること
  2. 個人の住宅の敷地内にカラスの巣があること
  3. 土地の管理者から撤去、捕獲の同意が得られること
  4. 巣の中に卵、またはヒナがいること。


お問合せ先
中野区保健所 衛生環境係(03-3382-6662)

公共施設、街路樹、学校、法人ビル等の場合は、それぞれの施設の管理者が対応します。
巣の撤去の問合せ及び連絡先をご確認ください。
ご留意いただきたいこと

  • 撤去作業者の安全が確保できない高さにカラスの巣が作られている場合、撤去できないことがあります。
  • 巣を作った直後に撤去すると、数日のうちにまた巣を作ってしまうことがあります。被害を解消するためには、卵を産んだ後に撤去する方が効果的な場合です。
  • カラスによっては、巣を撤去されたことにより、撤去前よりも威嚇や攻撃が激しくなることがあります。
  • 巣を撤去した場合でも、カラスがあきらめるまでは十分な注意が必要です。

お問い合わせ

このページは健康福祉部 生活衛生課(中野区保健所)が担当しています。

本文ここまで

サブナビゲーションここから