•  
  • メール
最終更新日 2016年8月3日
ページID 001280印刷

ハトにエサを与えないで

人間との共存のために、ハトにエサを与えないでください

 公園や寺社の境内などで、ハトに餌をやっている光景を見かけることがあります。
 ハトに餌を与えることは、一見ほほえましく、小さな生き物への慈愛や思いやりがうかがえ、このことだけを捉えると、いちがいに否定できません。
 しかし、問題となっているハト(ドバト)は野生化している鳥です。
 ハトは本来、雑草や樹木の種子・芽などを食べる動物です。こういったものを食べている間は餌の量に限りがあり、ハトが過剰に繁殖することはほとんどありません。しかし、人がハトに餌をやると、自然の生態系での生息数よりも過剰に繁殖して生態系を乱すと共に、人間に対しても直接被害を与えます。
 また、野生鳥獣保護の必要性が盛んに言われていますが、その基本は、自然の生態系の中でその動物本来の生態のままに種が維持されるよう自然環境を保全することにあります。
 その動物が絶滅する状態にない限り、人工繁殖したり、積極的にエサを与える必要はありません。
 善意とはいえ、人が餌を与えるた結果、本来の生息可能な数より過剰に繁殖すると、生態系や人に直接的な被害をもたらします。
 その結果、有害な鳥獣として扱わざるを得なくなることは、人間・動物の双方にとって不幸なことではないでしょうか。
 

ハトはどんな鳥?

 ここで言うハトとは、飼い主のいない野生のハトで、ドバトと呼ばれているものです。ドバトは群れで行動し、雨の降り込まない棚状の場所にねぐらや巣を作ります。1年中繁殖し、何度も産卵を繰り返しますが、特に春から夏にかけて盛んに繁殖します。また、生後6か月ほどで産卵が可能となります。
 

ハトの被害は全国に及んでいます

 ハトの被害が全国に及んでいる原因は、餌を与えることによる過剰な繁殖です。ハトが害鳥扱いされないようにするためにも餌やりはやめてください。餌を与えることは、決してハトの保護になりません。
 

野鳥は、人間に感染する病気や寄生虫を持っていることがあります

 特に、ドバトは人間と濃厚に接触することがある点が問題です。健康な人は感染しても発病しないことが多いといわれていますが、油断は禁物です。特に高齢者や幼児など体の抵抗力の弱い人は注意が必要です。
 フンは近所迷惑になるばかりでなく、さまざまな病気を引き起こす原因にもなります
 むやみにフンを触らないでください。
 

フンで起こる健康被害(例)

アレルギー性ぜんそく・皮膚炎
 ベランダの換気口などからフンの粉末やダニのフンなどが空気中に舞って室内に侵入する
クリプトコックス症
 乾燥したフンの中でカビが繁殖し大気中に拡散される
 症例 原因不明の高熱や肺と脳への障害
その他オウム病等
 フンに含まれる病原体を吸引することによって経気道感染する場合があります
 

被害の防止対策

餌をやらない

 ハトに餌をやるとその近辺に巣を作って繁殖します。またハトを近寄らせないために清掃をこまめに行い、餌になるものを除去しましょう。
 

巣を作らせない

 家の軒下やベランダ、倉庫内の鉄骨棚などに巣作りの形跡がないか、日ごろから注意しましょう。
 作りかけの巣を見たら、速やかに巣を取り除きましょう。ハトは、カラスのように威嚇してくることはありません。
 

ハトについてお困りの場合は

 区の担当または、東京都環境局 自然環境部 計画課までご相談ください。 

東京都環境局の連絡先
 電話 03-5388-3505(直通)

このページについてのお問い合わせ先

環境部 生活環境分野 衛生環境担当

保健所2階 1番窓口

電話番号 03-3382-6662
ファクス番号 03-3382-6667
メールフォーム
受付時間 月曜日から金曜日までの午前8時半から午後5時まで(土・日・祝日、年末年始を除く)

このページを評価する

ウェブサイトの品質向上のため、このページについてのご意見・ご感想をお寄せください。
より詳しくご意見・ご感想をいただける場合は、お問い合わせ・ご意見フォームからお送りください。

簡易アンケート