集合住宅のリサイクル資源集積所の設置について

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更新日:2024年4月1日

中野区集合住宅の建築及び管理に関する条例施行規則 特定集合住宅の建築計画上の基準等 指導事項

 (23中環ご第777号決定)
 中野区集合住宅の建築及び管理に関する条例施行規則(平成23年中野区規則第72号)における「リサイクル資源集積所(以下「集積所」という。)」は、以下のとおり定められています。

対象物件

 特定集合住宅「階数が3以上(居室を有しない地階を除く)の集合住宅(共同住宅、長屋、寮、寄宿舎その他これらに類するもの)で住戸の数が12戸以上のもの」に該当する物件。

集積所の用途

 集積所は、家庭から排出される資源(びん、缶、ペットボトル、古紙等)を集積するための場所とする。

集積所の面積

 集積所には、「リサイクル資源保管場所(以下「保管場所」という。)」 と「作業場」を設けること。その面積は、内法面積で算出し、下記により算出した必要面積以上を確保すること。

  1. 保管場所面積 
    棚を1段設置すること。保管場所の必要面積は、棚1段分を加算し、算出すること。
     (例 棚1段0.33平米+棚下段0.33平米=必要面積0.66平米)
     また、その棚の奥行きと高さは、貸与する「びん・缶・ペットボトル回収容器」が適正に配置できるようにすること。
    必要面積は、下記算定資料1の「用途別床面積内訳書(集合住宅)」から算出した「総人員の合計」を、算定資料2の「別表5 容器数・保管場所の算定(集合住宅用)」に記入して算出した面積とする。
  2. 作業場面積
     作業場必要面積は、1.50平米以上を確保すること。ただし、ごみ置場と保管場所を一体として設置する場合は、合わせて1.50平米以上を確保すること。

集積所の構造等

  •  燃えにくい素材の屋根付閉鎖型とし、有効天井高さを2.0m以上とすること。
  •  換気設備(扉ガラリ、換気扇等)を設置すること。
  •  棚は、主として上段に古紙類、下段にびん・缶回収ケース及びペットボトル回収ネットを配置するため、構造上問題のないよう設置すること。
  •  扉は引き戸(引き違い)、両開き及び片開きのいずれかで、資源を出し入れできる通路等を、保管場所の前に確保すること。
  •  集積所とごみ置場を一体として設置する場合は、壁等で区分けし、資源の有価性を保持できるよう配慮した構造とすること。

計画変更について

 建築計画書の提出後、変更が生じた場合は、速やかに所定様式にて変更の届出を必ずすること。これを怠り、完成後の検査時に、当初の建築計画書と完成した集積所が相違する場合は、当該条例第15条第2項の規定により、公表の対象となる場合がある。

手続きについて

手続きの流れ

  1. 中野区清掃事務所で「建築計画書(ごみ置場部分)」に確認印
  2. ごみゼロ推進課(中野区松が丘1-6-3 リサイクル展示室内」)で「建築計画書(リサイクル資源集積所部分)」に確認印
  3. 「建築計画書」を建築課(本庁舎9階)に提出
  4. 工事期間及び工事完成
  5. 建築課へ完成届の提出
  6. 中野区清掃事務所もしくはごみゼロ推進課へ工事完成の連絡、検査日の日程調整
  7. 現地にて集積所の検査を行い、検査合格の場合、びん・缶・ペットボトル回収容器の貸し出し、回収方法の説明等を行う。
  8. 回収開始

提出書類

 建築課に「建築計画書」を提出する前に、建築計画書2ページ目「中野区資源回収担当受付欄」に、ごみゼロ推進課で確認印を押印します。「建築計画書」の正本(1通)・副本(1通)・控えとして、中野区清掃事務所へ(1通)・ごみゼロ推進課へ(1通)を作成し、ご持参ください。
 縮尺50分の1程度の集積所の「平面詳細図・立面図(断面図)」が必要になります。この平面図・断面図により面積等の確認をしますので、必ず「建築計画書」に添付して、提出してください。

集積所の検査(必ず受けてください。未受検の場合、回収は開始されません)

 工事竣工後、建築課に完成届を提出する際、ごみゼロ推進課又は中野区清掃事務所へ工事完了の連絡をしてください。その際入居日をお知らせいただき、集積所の検査日を決めます。(概ね工事完了後で、入居開始1~2週間前までには検査をし、回収開始日を決めます。)
 検査時に、びん・缶・ペットボトル回収(持ち出し)場所の確認、びん・缶・ペットボトル回収容器の貸し出し、実際の回収方法の説明等を行いますので、管理会社が決まっていれば同席してください。ごみ置場も同様に検査を行いますので、清掃事務所とごみゼロ推進課とで一緒に伺います。

びん・缶回収ケース、ペットボトル回収ネット

 びん(黄色)、缶(青色)の2分別を行う回収ケース、ペットボトルの分別を行う回収ネットを、区から貸し出しします。びん・缶・ペットボトルの排出量に応じて回収容器の貸出数は増減できますので、ご相談ください。
回収ケース(びん・缶)のサイズ 回収ネット(ペットボトル)のサイズ 
縦:320ミリメートル 縦:700ミリメートル
横:530ミリメートル 横:400ミリメートル 
奥行き:368ミリメートル 奥行き:400ミリメートル 

その他

資源の出し方

 回収の曜日は、ごみゼロ推進課で確認してください。

びん・缶・ペットボトル

 毎週1回、区が委託した回収業者(びん・缶回収業者、ペットボトル回収業者)が回収します。回収日の朝8時までに回収ケース・ネットを回収(持ち出し)場所へ出してください。
 回収するびん・缶・ペットボトルは、家庭から出る飲食用のものです。ふたをとり、軽く洗い、袋から出して回収容器に入れるように入居者に必ず説明をしてください。

古紙(新聞、雑誌類、ダンボール)

中野区では、古紙の回収は集団回収で行っています。集団回収とは、町会や自治会などの区民団体が自主的に回収日時や場所などを決め、家庭から出される資源を直接資源回収業者と契約して引き取ってもらう活動です。
建物完成後、検査の際に、該当団体(町会)名・該当曜日・連絡先などをお教えしますので、回収場所の新設連絡をしてください。
回収日の朝8時までに回収場所に出してください。新聞、雑誌類、ダンボールは種類別にひもで縛るように入居者に必ず説明をしてください。
管理組合として集団回収を始めたい場合などは、ごみゼロ推進課までお問合せください。

 テナントとして事業者が入居する場合、「事業系ごみ・資源」は一般世帯(家庭系)と取扱いが異なり、原則区の収集は行いません。「事業系」は、各々のテナント(事業者)が、別途収集業者と契約して、収集してもらうようにしてください。
 
例外として、区が収集できる場合がありますので、ご相談ください。

来所時のお願い

 お越しの際は、事前に予約してからお越しください。
 

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お問い合わせ

このページは環境部 ごみゼロ推進課が担当しています。

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