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最終更新日 2017年2月6日
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ヒブ(Hib=インフルエンザ菌b型)予防接種および小児用肺炎球菌予防接種

法令が改正されたため、2013年4月1日より、ヒブ(Hib=ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)および小児用肺炎球菌のワクチン接種は、予防接種法に基づいた接種義務のある定期予防接種となりました。

ワクチンの効果と副反応

ヒブ(Hib・インフルエンザ菌b型)

  • ヒブは、細菌性髄膜炎、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重い全身感染症を起こす細菌(インフルエンザ菌)です。インフルエンザ菌は、毎年秋から冬に流行する季節性インフルエンザの原因であるインフルエンザウイルスとは違います。乳幼児の細菌性髄膜炎の半分以上は、ヒブが原因といわれています。
  • 日本のヒブによる髄膜炎は、5歳未満のおよそ1万人に1人に発症し、発症者のおよそ3人に1人が予後不良と推定されています(発症者の過半数は、生後4か月から2歳未満)。

副反応

 ヒブワクチンの接種による副反応は、接種部位が発くなる・腫れる・痛むなどが主なもので、ときに軽い発熱が見られることがありますが、いずれも一時的なもので、数日間で消失することがほとんどです。詳しくは、国立感染症研究所感染症情報センター「Hibワクチン被接種者の健康状況と副反応調査」をご覧ください。
 また、ヒブワクチンは製造工程に牛由来の成分が使用されていますが、ワクチンが原因で伝達性海綿状脳症にかかったという報告は、今のところありません。

 小児用肺炎球菌

  • 肺炎球菌は、多くの子どもの鼻やのどにいて、普段はおとなしくしていますが、子どもの体力や抵抗力が落ちた時などに、細菌性髄膜炎、肺炎、中耳炎、副鼻腔炎、骨髄炎、関節炎などの肺炎球菌感染症を引き起こします。抗生物質が効かない肺炎球菌(耐性菌)が増えているので、早期に診断治療が始まっても、予後が悪い例が増えています。
  • 日本では、肺炎球菌による髄膜炎は、5歳未満のおよそ10万人に3人に発症します。小児用肺炎球菌ワクチンを2000年から定期接種しているアメリカでは、ワクチンで予防できる肺炎球菌による重い感染症が98パーセント減りました。
  • 肺炎球菌には色々な種類の菌があります。2013年10月まで使用されていた小児用肺炎球菌ワクチンには、7種類の肺炎球菌の成分が含まれ、肺炎球菌感染症の原因のおよそ75パーセントの菌に対応していましたが、2013年11月1日からは13種類の肺炎球菌の成分が含まれたワクチンが使用されています。詳しくは、厚生労働省 小児肺炎球菌ワクチンの切替えに関するQ&A をご覧ください。

副反応

肺炎球菌ワクチンの接種による副反応は、接種部位が発くなる・腫れる・痛むなどが主なもので、ときに軽い発熱が見られることがありますが、いずれも一時的なもので、数日間で消失することがほとんどです。詳しくは、厚生労働省 小児肺炎球菌ワクチンの切替えに関するQ&Aをご覧ください。

ワクチンの安全性

2015年1月から10月に、小児用肺炎球菌予防接種をした100万人におよそ3人、ヒブ予防接種をした100万におよそ4人が死亡しています。しかし、厚生労働省の専門家会議では「予防接種と死亡との因果関係は不明」で、「その安全性において重大な懸念は認められない」とされています(厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会)。

対象者・費用

定期予防接種としての、ヒブおよび小児用肺炎球菌予防接種の対象者は、中野区にお住まい(東日本大震災に伴う被災者を含む)の生後2か月から5歳(60か月)になるまでのお子さんで、費用は無料です(参考:年齢の数え方)。

なお、長期にわたる療養特別の事情のため、対象年齢で定期予防接種を受けられなかった場合、

  1. ヒブは、予防接種が受けられる状態になってから2年以内で、かつ、満10歳未満
  2. 小児用肺炎球菌は、満6歳未満

であれば、定期予防接種として、無料で接種できます(予防接種法施行令第1条の3第2項)。ご希望の場合は、下記このページについてのお問い合わせ先まで、ご連絡ください。

ワクチン接種が受けられないお子さん

  • 摂氏37.5度以上の熱があるお子さん
  • 重篤な急性疾患にかかっているお子さん
  • ワクチンの成分などによってアナフィラキシー・ショック(全身のじんましんや、嘔吐、呼吸困難、血圧低下などの激しい全身アレルギー症状)を起こしたことのあるお子さん
  • 医師が不適当な状態と判断したお子さん

接種回数

  • ヒブおよび小児用肺炎球菌ワクチンは、ともに不活化ワクチンですので、接種後6日間は、他の予防接種は受けられません。
  • 定期予防接種の対象となる期間は生後2か月以上5歳未満ですが、中野区では、生後3か月を迎えられたら、DPT-IPV(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオの4種混合ワクチン)の予防接種を受けるようお勧めしています。ヒブワクチンも肺炎球菌ワクチンもDPT-IPVも、免疫をつけるために間隔をあけて数回の接種が必要です。
  • 予防接種は医療行為であり、医師の判断によって、法定された接種間隔で接種できない場合もありますので、実際の接種に際しては、予防接種スケジュールなどを参考にして、かかりつけ医とよく相談して、接種漏れがないようにしましょう。
  • 医師が必要と認めた場合には、同時に違う種類のワクチンを接種することができます。詳しくは、予防接種ガイドライン予防接種の接種間隔をご覧ください。

ヒブ予防接種(予防接種実施規則 第6章Hib感染症の予防接種

  1. 生後2か月から7か月になるまでに接種を始めた場合は、4回接種
  2. 生後7か月から1歳になるまでに接種を始めた場合は、3回接種
  3. 生後1歳から5歳になるまでに接種を始めた場合は、1回接種

小児肺炎球菌予防接種(予防接種実施規則 第7章小児の肺炎球菌感染症の予防接種

  1. 生後2か月から7か月になるまでに接種を始めた場合は、4回接種
  2. 生後7か月から1歳になるまでに接種を始めた場合は、3回接種
  3. 生後1歳から2歳になるまでに接種を始めた場合は、2回接種
  4. 生後2歳から5歳になるまでに接種を始めた場合は、1回接種

接種方法

まず予約

  • ヒブおよび小児用肺炎球菌ワクチン接種は、受けたい方が各自で医療機関と日時を調整し、その医療機関に出向く個別接種です。
    医療機関によって、接種の曜日・時間などが異なりますので、必ず事前に各医療機関にお問い合わせの上、予約をしてお出かけください。
  • ヒブおよび小児用肺炎球菌ワクチン接種が受けられる中野区内の実施医療機関の詳細は、中野区予防接種実施医療機関一覧へお進みください。
  • 中野区内の実施医療機関以外の医療機関での接種を希望する場合は、中野区外で接種したい場合にお進みください。

接種当日

このページについてのお問い合わせ先

健康福祉部 保健予防分野 予防接種担当

中野区保健所2階4番窓口

電話番号 03-3382-6500
ファクス番号 03-3382-7765
メールフォーム
受付時間 午前8時半~午後5時

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