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最終更新日 2017年1月12日
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中野区感染症発生動向 調査週報

インフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真
インフルエンザウイルス

区内医療機関等から保健所へ報告される感染症の発生情報をお知らせします

 月曜日から日曜日までを1週間とする年間52週について、各週の中野区感染症発生動向調査情報集計・分析結果を「中野区週報」として翌週の水曜日以降に掲載します。
 東京都、および国の感染症発生動向調査週報は関連情報のリンクよりご利用ください。
 (電子顕微鏡写真:東京都健康安全研究センター 提供) 

感染症週報 平成29年第1週(1月2日~1月8日)

  • 感染性胃腸炎の患者報告数は年末・年始の休みに入ったためにやや減少していますが、年末にはノロウイルスの遺伝子変異も発表されており、今後の感染拡大には引き続き注意する必要があります(57人、定点当り9.5人)。 
  • 各施設におかれては、利用者ならびに職員の健康確認、基本となる手洗いの励行、排便・吐物の処理、消毒等、施設内での二次感染防止等について、引き続き徹底した感染予防・防止対策をお願いいたします。
     
  •  12月21日、今シーズン流行のノロウイルスG2/2はヒトへの感染に関わる部分に遺伝子変異が起きていることが、国立感染症研究所などの調査により報告されました。
    同様の変化は、10年前の平成18年にも確認され、感染者が3か月間で推計300万人以上にのぼる大流行が起きています。このため、感染性胃腸炎の発生動向には今後とも十分注意する必要があります。      
      
  • 11月24日、東京都福祉保健局は、感染性胃腸炎の都内の患者報告数が、流行警報基準を超えたと発表しました。
    例年、11月から2月にかけての時期は感染性胃腸炎の発生が最も多くなる時期であり、今後の流行拡大に注意が必要です。一人ひとりが手洗い等を徹底し、感染予防に努めましょう。高齢者や乳幼児の施設においては十分な感染防止対策をとりましょう。
    東京都福祉保健局のプレス発表 都内での感染性胃腸炎の流行警報(新しいウインドウが開きます)

    流行警報基準:感染症発生動向調査における定点医療機関から保健所への報告において、定点当たり患者報告数が20人/週を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合には、広域的に流行が発生・継続しているとして、警報を発しています。 

インフルエンザ情報 平成29年第1週(1月2日~1月8日)

  • 区内インフルエンザ定点からの患者報告数は、A型118人、B型1人、臨床医診断2人、計121人、定点当たり12.1人でした 。インフルエンザの患者報告数は更に増加し、区内は注意報開始基準値(定点当り10人)を超えています。
  • インフルエンザ流行は、今後、更に拡大すると思われますので、感染予防および拡大の防止により一層のご注意をお願いいたします。
  • インフルエンザによる出席停止期間については、「発症した後5日間を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、解熱した後3日)を経過するまで」とされています。
    発症日を0日として最短で6日目からの登校、登園となりますので、この基準に沿ったご判断をお願いいたします。 
     
  • 12月28日、東京都福祉保健局は、都内のインフルエンザ定点医療機関からの第51週(12月19日から12月25日まで)の患者報告数が「流行注意報基準」を超え、インフルエンザの流行が広がっていると発表しました。
    今後、大きな流行へと拡大する可能性があるため、インフルエンザの予防、拡大防止のために、より一層注意を払っていただくことが重要です。
    東京都福祉保健局のプレス発表 都内のインフルエンザ流行が注意報レベルに(新しいウインドウが開きます)

    流行注意報基準:感染症発生動向調査による定点報告において、10人/定点を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合としています。  

感染性胃腸炎の流行について

 感染性胃腸炎は冬季から春先を中心に流行します。
 特にノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎の場合、保育園、小学校など集団生活の場で大規模な流行となることもあり、注意が必要です。

 都内の感染性胃腸炎流行状況等、詳しくは、東京都感染症情報センターの 感染性胃腸炎(ノロウイルスを中心に) のページをご覧ください。(新しいウインドウが開きます)

 ノロウイルスやロタウイルス等のウイルスによる感染性胃腸炎を予防する最も有効な対策は手洗いです。トイレを使用した後、調理の前、食事の前には必ず手洗いをしましょう。
 おう吐物や下痢便などの処理は、部屋の換気を充分にし、使い捨て手袋とマスクをして、漂白剤(ハイターなど)で消毒してから飛散しないようペーパータオルなどでしっかりとふき取り、その後、更に漂白剤(ハイターなど)で周辺の広い範囲を含めてよく消毒します。非常に感染力が強いので、汚染を広げないように十分に注意しましょう。
 漂白剤を用いた消毒液は、床などには0.1パーセント(約60倍)、ドアノブ・シーツなどには0.02パーセント(250~300倍)の濃度で使用します。
 次のパンフレット「防ごう!ノロウイルス感染症」に、次亜塩素酸ナトリウム希釈液の作り方が載っていますので参考にしてください。

感染性胃腸炎予防についての関連情報(東京都感染症情報センター)

RSウイルス感染症(毎年11月~1月に流行)の報告数が増加しています。

 RSウイルスの「R」は呼吸器(Respiratory)、「S」はウイルス感染後の細胞の形態(合胞体:syncytial)を意味しています。その名の通り、呼吸器の症状が多く、軽症の鼻汁や咳などの感冒様症状から、重症の喘息様のゼエゼエした咳になる細気管支炎や肺炎まで様々です。乳幼児期のお子さんや高齢者において、重症化を起こすこともあります。
 家族内では感染伝播しやすいと言われています。乳幼児から成人まで全年齢層で感染の可能性があります。医療機関では未熟児など特に重症化しやすい方にはパリビズマブでの予防が推奨されています。
 ウイルス自体は適切な濃度のアルコール消毒などで無力化しますが、ウイルスが原因の疾患なので、抗菌薬は効きません。治療法は対症療法のみです。
 ワクチンもありませんので、予防のためには、患者のだ液や鼻汁から感染するため、それらがついたものは適切な濃度のアルコールで消毒することが必要です。また咳等の呼吸器症状がある場合は、マスクを着用することが大切です。

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.264(2016年09月16日)より  

梅毒患者の増加について

 梅毒患者の報告数が増加しており、2016年の感染者数は過去10年間で最も多くなっています。
 男女とも、特にコンドームを使用しない性行為による感染に注意する必要があります。

 梅毒は梅毒トレポネーマに感染することによりおこる全身性疾患です。
 初期症状として陰部、口唇部、口腔内に、しこりが生じたり、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れることがあり、また、しばらく経つと全身のリンパ節が腫れる他に、発熱、倦怠感、関節痛などの症状や「バラしん」と呼ばれる特徴的な全身性発しんが現れることがあります。

 症状が消えても、梅毒は抗生物質で治療しない限り完治しません。
 梅毒などの性感染症に感染しているとHIV(エイズウイルス)にも数倍感染しやすくなります。

風しんの流行について

 免疫を持たない若い世代の男性と妊娠適齢期の女性は要注意です!

 一昨年の夏に風しん患者数が急増して以降、都内ではこれまでにない規模の流行がありました。流行の中心は20~40歳代の男性でしたが、女性の報告も多くありました。
 妊婦や妊娠の可能性のある方については、胎児の先天性風しん症候群のおそれもあるため、周りの人から感染しないよう十分な注意が必要であり、職場や家庭での感染防止にも注意してください。

 詳しくは、東京都健康安全研究センターの 風しん Rubella のページをご覧ください。(新しいウインドウが開きます)  

予防接種で妊婦さんと赤ちゃんを風しんから守りましょう

 妊娠初期に風しんに感染すると、胎児も風しんウィルスに感染し、先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれることがあります。
 妊娠中は風しんの予防接種は出来ません。先天性風しん症候群を予防するために、家族(特にパートナー)の方が接種を心がけることが重要です。
 以下の方は、風しんの予防接種を受けましょう。

  1. 妊婦の夫、子ども、その他の同居家族
  2. 10代後半から40代女性(特に妊娠希望者または妊娠する可能性が高い方)
  3. 出産から、まもない女性(妊娠初期の検査で、風しんの抗体価が低かった方)

 中野区では大人の風疹抗体検査と予防接種費用の一部助成をしています。(下記の関連情報よりご覧ください)

風しん症候群の予防についての関連情報

定点医療機関と定点当たり報告数

 中野区内には、感染症法で定点把握の対象となる5類感染症の患者数とインフルエンザの患者数を報告していただく小児科定点医療機関が6か所あります。その他に、内科のインフルエンザ定点医療機関が4か所、眼科定点医療機関が1か所、性感染症(STI)定点医療機関が2か所指定されています。
 都内全域の定点医療機関は、小児科定点264か所、インフルエンザ定点419か所、眼科定点39か所、性感染症(STI)定点55か所、基幹定点25か所、となっています。(平成28年1月現在)
 各週の患者報告数(定点報告数)をそれぞれの定点医療機関数で割ったものが定点当たり報告数(定点当たり0.0人)で、流行状況の目安となる値です。 

関連ファイル

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このページについてのお問い合わせ先

健康福祉部 保健予防分野 保健予防担当

中野区保健所2階5番窓口

電話番号 03-3382-6500
ファクス番号 03-3382-7765
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受付時間 午前8時半~午後5時

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