•  
  • メール
最終更新日 2014年1月20日
ページID 017348印刷

5Sを忠実に実行していますか ~5Sは工場管理の基本~

5Sのおさらい

「5S」という言葉は1985年に雑誌「工場管理」増刊号で使われたのが初めてだそうです。

画像

それ以来約30年間、工場管理の基本を表す言葉として使われてきました。今では製造業以外にも広がっています。ただ、あまりにも一般化してしまって漠然と「5S=モノを片付ける」とだけとらえられていないでしょうか。
5Sは「決めたことを守る」「見える化」等に結び付きますし、「安全」「事前保守」にも結び付きます。「モノを片付ける」だけでなく工場管理の全てにわたる基本なのです。それでは、まず5Sのおさらいをしましょう。自社の職場に当てはめて考えてみてください。

<整理>:要るものといらないものをきちんと分け、不要なものは捨てる。

これは「捨てる」ことに重点があります。いつかは使うのではないかと考えてモノを捨てるのを躊躇しがちです。使用頻度の少ない機械の工程は外注化することも考えてみましょう。古い支給型はお客様の了解を取って廃棄できないでしょうか。(お客様に最終オーダーを依頼して納品して終わることも考えられます。)

<整頓>:決められたものを決められた場所、決められた姿で置く。

次に使う時にすぐ取り出せるようにするのが基本です。「使ったものはすぐ片付ける。」「型棚・工具置場・材料置場の所定の場所に置く。」「視界を妨げるほど高く積まない。」等です。

<清潔>:よごれのないように気をつける。

服装はさっぱりしたものにしましょう。機械・型・設備・什器・作業域に汚れを残さないように気をつけましょう。清潔な職場、清潔な服装は気持ちの良い職場雰囲気を作り出し、緊張感を持続させます。それによって仕事の能率も上がり、安全にもつながります。

<清掃>:きれいにする。

作業域や機械は汚れを拭ったり、掃除したりしていつもきれいにしておくようにしましょう。1日の終わりには機械・型・設備や床の掃除をしましょう。油の焼きついた機械や切粉だらけの床は機械精度を狂わせたり、けがのもとになったりします。

<しつけ>:決めたことを守る。(ルールの歯止め)

意外に難しいのが「決めたことを守る」ことです。楽をしたいと思ったり、この位はいいだろうと思ったりしがちです。改善のつもりでルールを破ることもあります。「よいと思っても決めたことは勝手に破らない。提案して承認を得てからにする。」ことが大事です。

5Sマインドを持ちましょう

5Sは作業現場の規律にとどまりません。さらに、事務部門・管理部門や企業全体にまで展開できる概念です。

画像

プロジェクトの推進でも項目の整理、順序付け、分担、日程の決定など5Sの考え方で対処できます。さらに企業経営における事業の「集中と選択」も5Sの考え方の延長と言えます。つまり、5Sの考え方は企業のどの階層・どの職務にも当てはまるし、製造業以外の業種にもあてはまるのです。
常に5Sに気を配りながら仕事をすることが大事で、それが身につくことを「5Sマインドを持つ。」と言います。5Sマインドを持てば仕事を見る目が変わり、ムダがなくなり、企業経営も効率化されます。5Sマインドを持って事業を発展させましょう。

NPO法人中野中小企業診断士会 谷口 糺

このページについてのお問い合わせ先

都市政策推進室 産業振興分野 経営・就労支援担当

区役所9階 16番窓口

電話番号 03-3228-5518
ファクス番号 03-3228-5656
メールフォーム
受付時間 月曜日から金曜日までの午前8時半から午後5時まで(祝休日、年末年始を除く)

このページを評価する

ウェブサイトの品質向上のため、このページについてのご意見・ご感想をお寄せください。
より詳しくご意見・ご感想をいただける場合は、お問い合わせ・ご意見フォームからお送りください。

簡易アンケート