事務職の仕事「日々新しいことが学べる環境」

令和4年度入区（事務）
地域支えあい推進部　介護・高齢者支援課　主事
（所属部署は取材当時のものです。）

　学生時代から東中野駅、新井薬師前駅周辺に住んでいたこともあり、ずっと中野区に思い入れがありました。中野駅周辺の賑わいはもちろんのこと、東中野駅前や西武新宿線沿線の商店街など、各々魅力があります。23区の中でも、都会過ぎず、田舎過ぎず、中野独特の雰囲気が好きなのだと思います。そんな自分の好きな街に、少しでも貢献できたらという気持ちで、中野区を志望しました。

　現在、中野駅周辺は再開発が行われており、今後はより活気のある街に変わっていくと思います。中野区の変化の時に、職員として働くことができることに魅力を感じています。

（デスクワークが中心です。）

　私は地域支えあい推進部の介護・高齢者支援課　管理企画係に所属しています。管理企画係は介護保険制度の普及にまつわる業務や、課の会計の管理、その他庶務・経理業務などを行っています。

　その中でも私は、課の職員の出退勤管理や、物品管理、経理などの庶務の業務と、介護保険のパンフレット作成、業務委託事業者との契約・支払いなどの業務を担当しています。

　初めは業務内容を幅広く感じ、区役所内のしくみや、介護保険制度について知識が浅い私には難しい業務だと思っていましたが、上司や先輩に教えていただきながら、少しずつ出来る業務を増やしています。

（書類の確認中）

　私が入区して一年目ということもあるかもしれませんが、事務職だからといって、想像するような毎日同じ業務の繰り返しということはありません。ほぼ毎日、知らないことと遭遇しています。いろいろな業務を経験させていただきながら、日々新しいことを学べることが魅力だと思います。

　また、経験の無い業務について、分からない部分を調べたり、考えて取り組む必要がありますが、それがやりがいに繋がっています。上司や先輩方は、ある程度自由に業務をさせて下さり、本当に困った時はアドバイスをくれます。そのため、仕事をしていくうえでの安心感もあります。

　私は庶務担当のため、業務において区民の皆様より、区役所職員の方と接する機会が多いです。そのため、課内の職員の方が自分の業務に専念してもらえるよう、可能な限り負担を減らすことができればと考えています。

　また、上司、先輩方は介護保険制度についてとても詳しいです。それぞれの仕事内容に精通しており、日々知識を蓄える努力をされているのだと思います。私も介護保険制度により詳しくなるよう心がけながら、日々仕事に取り組んでいます。

　中野区に入ってよかったことはいろいろありますが、以下3つ上げさせていただきます。

　一つ目は、研修制度が充実していることです。新任研修として必須の研修もありますが、その他いろいろな研修が行われています。私は上司からの薦めもあり、自分の業務と関係のありそうな研修（会計、契約、文書など）に参加させていただきました。経験者枠で採用いただいたものの、公務員としての基礎知識が無かったため、とても勉強になりました。

　二つ目は、生活が健康的になったことです。ほぼ毎日定時に退勤させていただいているため、帰宅後に料理をするようになりました。また、同じ課内の先輩に野球の練習に誘っていただき、参加させていただきました。社会人になってからそういった機会が無かったので、とても楽しかったです。

　最後に、なかの東北応援まつりに職員として参加させていただいことです。当日はねぶたを牽引し、沿道で観覧されている方に喜んでいただけました。とても貴重な体験をさせていただきました。これからも中野区で行われるイベントがあれば、参加していきたいです。

（受験生へメッセージ）

　私は経験者枠で採用していただきました。経験者採用試験を受ける方は、仕事を続けながらの試験対策になり、大変かと思います。
　民間での転職活動に比べ、長い戦いになりますので、あまり無理をせず、ご自身のペースで取り組まれるのがよいと思います。

　自分の健康と、今の職場も大切にしながら、中野区職員として働くことを目標に頑張ってほしいです。

　いつか同じ職場で働くことが出来たら、中野区のために一緒に頑張りましょう。