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中野を愛するお笑い芸人「おかゆ太郎」が、 芸人生命をかけ、おかゆ目線の中野を情熱レポートいたします!

著者紹介
おかゆ太郎
おかゆ太郎
1977年12月19日生
血液型A型
石井光三オフィス所属

Studio twlやなかの芸能小劇場などでのライブを中心に活躍している中野区在住の若手芸人。渡辺ラオウの名前でも活動している。ブレイク直前(?)の彼に要注目!

趣味:筋トレ
特技:逆立ちラーメン

公式ブログ『おかゆ危機一発』
おかゆ太郎の「中野太郎」バックナンバー

第8回:枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜

だっちゅーの。おかゆ太郎です。
先日、中野区に巨大テーマパークができる夢を見ました。
ネズミやアヒルを模したキャラクターのもてなしや、夢のようなパレード、そして趣向を凝らしたアトラクションの数々で大盛況でしたが、騒々しいから出て行けと区民からは猛抗議を受けていました。


さて、なんとなしに中野区公式ホームページを眺めていると、興味深いコンテンツを発見。

『でかけよう中野の街に 公園と緑の散策マップ』

要は“中野の緑と触れあえるお散歩コースをご紹介”的コンテンツ。
魅力的な中野お散歩コースの数々が紹介されているわけである。
とはいえ、実際コース通りに歩く区民はそうそういないだろう。
ならば、中野区公式芸人・おかゆ太郎がコース通りに歩いてやろう。
というわけで今回は「中野のお散歩コースをガチでお散歩」することに。
で、数あるお散歩コースの中で僕が選んだのが
『中野新井コース』中野区のメインストリート(6.5キロ 100分)

枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その1
どうせ歩くなら中途半端もアレだと。
せっかくだから一番長いコースを歩いてやろうと。
スタート地点は中野サンプラザに設定。
午後1時。中野お散歩いざ出発。


まずは平和の森公園を目指して中野通りを北上。
中野名物『サクラの並木』を軽やかに遊歩。


枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その2
さすがにこの時期は桜は咲いておらず。
ここを歩くならやはり春先だなと再認識。

ところで、ただいまの気温は34℃。天気は快晴。
まさに炎天下でのお散歩。
わずか10分ほどしか歩いていないが、肌を刺す強い日差しとアスファルトの照り返しに板挟みの僕のノドはすでにカラカラ。
とりあえず、自動販売機で水を買うことに。
と、ここで重大な事実が判明。



「あで?財布がない・・・。」



まさかの財布を家に置き忘れ。
暑さ対策のために半ズボンを履いて出たのが運の尽き。
普段のGパンから今日の半ズボンに財布を移し替えるのを完全に忘れてしまっていたのだ。
周到な準備が逆に自分の首を絞めることになるとは。
いや、財布をちゃんと移し替えてこそ周到。
自分のツメの甘さを呪う。

家に戻るか?そのまま進むか?

「そのまま進む」を選択。
だって、家に戻るとなると小一時間はかかっちゃうんだもん。面倒くさいじゃん。
きっと、家に戻ったらもう外に出るの嫌になっちゃうんだもん。すでに疲れてるじゃん。

公園まで辿り着けば水飲み場があるはず。
そこまでは気合いと根性でノドの渇きはカバー。
いざ突き進む。
しかし、この状況で歩き続けるのはやはり過酷。
緑など悠々と見ている余裕はまるでなし。
前だけを見つめ朦朧とする意識の中、ただただ歩を進める。

そして、15分後。ついに平和の森公園に到着。
とにもかくにも水飲み場を探す。
公園のあまりの広さに右往左往するも、ついに発見。


枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その3
がぶ飲み。

枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その4
復活。

元気になったところで平和の森公園ってこんなところなんだよ写真を撮影。

枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その5
わあ、とっても広いんだね。



平和の森公園公園を後にし、次なる目的地『北向地蔵』&『三谷稲荷神社』からの『野方第二公園』を目指す。
距離的に考えても、先ほど摂ったかなりの水分量的に考えても、ノドの渇きは心配ないだろう。
妙正寺川沿いを軽快に闊歩する。
と、ここで世紀の大誤算。

河川整備工事による大迂回!!

稀代の方向音痴である僕にとって、迂回は最大の障害。
簡単な川沿いルートが、工事のために思わぬ難所に。
事前に調べたルートから外れることによって、大々的に道に迷う。
勘をたよりに進むも、いつまでたっても目的地にたどり着けない。
すると、よもやの登場。

枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その6

まさかの『れきみん』。
目的地とは真逆の方向に存在する『中野区歴史民俗資料館』(当コラム第3回参照)。
懐かしさとともに憎らしさが心の中に沸き上がる。
今来た道を慌てて戻る。
平和の森公園を出てから、すでに1時間経過。
ノドはカラカラ。足元フラフラ。加えてイライラ。
何人もの通行人に道を聞き、やっとの思いでようやく到着。


枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その7
住宅街の一角に鎮座する北向地蔵。
北を向いたお地蔵さんはご利益があるのだとか。
この先のお散歩のつつがない成功を祈願。
と、さっそくのご利益。
次なるスポットをテンポ良く発見。
枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その8
三谷稲荷神社。
これまた住宅街の一角にひっそりとたたずむ。
この先のお散歩のさらなる好テンポを祈願。
すぐにご利益。
かなりの好テンポで『野方第二公園』に到着。
路傍のオアシス。命の源。
枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その9
野方第二公園の水飲み場。
親子連れの目など一切気にせず、がぶ飲み。
それはまあ、がぶ飲み。
今日ほど水のありがたみを知った日はないと実感しつつ、がぶ飲み。
公園全体の写真を撮るのを忘れてしまうほど、がぶ飲み。
枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その10
復活。

ありがとう北向地蔵。ありがとう三谷稲荷神社。
今度、あらためてお賽銭入れにいきます。
で、危うく見逃すところだったチェックポイント。

枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その11
一丁目地蔵。小さくてかわいいね。

ここまでの経過時間およそ2時間。
規定のお散歩所要時間をゆうに超えているが、まだ半分もお散歩できていない。
なぜこんなことを、しかも真夏に始めたのかと後悔まじりで次の目的地『紅葉山公園』を目指す。

早稲田通りに出、中野通りを通り、スタート地点でありゴール地点であり通過地点でもある中野サンプラザの横を通り過ぎる。
雄大に立ち誇るサンプラザを前に、ふとあることを思い出す。

先日、とある知識人から得た豆知識。
「脳と足は直結している。ものを考えたかったら、まず歩け。」
足を使うことによって脳に刺激が与えられ、思考も活性化するのだそう。
なにより、人類の進化は二足歩行から始まったわけで、足を使って歩くことをしなければヒトである意味がないと。

あほう。歩きすぎたら逆に頭回らなくなるわ。何も考えられんわ。
先を急ぐ。
道に迷いながらも、やがて到着。


枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その12
紅葉山公園。ハトたちが僕を迎える。
枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その13
がぶ飲み。復活。

枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その14
紅葉山公園の考える人。
「ものを考えたかったら、まず歩け。」と、銅像相手に説教を垂れる。
その後、軽く迷子になりつつ『桃園川緑道』を通り『橋場公園』でがぶ飲み・復活。

枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その15

チェックポイントはすべて消化。
そして、ゴール地点のサンプラザに向かう。
「今さらサンプラザ行く必要あるか?」という疑念を抱きつつ、これはウィニングランなのだと自分を納得させ、重い足取りで前に進む。
で、ついにゴール。



枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その16

午後4時53分。
枯渇と迷子の連続だった『中野ガチお散歩』がここに幕を閉じる。
総移動距離15キロ。総所要時間3時間53分。総摂取水量5リットル。
壮大なる挑戦の達成に感慨無量。
ポケットに手を突っ込み、サンプラザを仰ぎ見る。

「あで・・・?」



枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その17
ポケットに500円玉入ってた。


雑記。


というか告知。
このおかゆ太郎、実は「渡辺ラオウ」という名でも活動しています。
その「渡辺ラオウ」が、来たる9月4日、単独ライブを開催することになりました。
中野区公式芸人がライブをやるわけですから、場所はもちろんここ中野区です。
詳しくは、おかゆ太郎のブログ「おかゆ危機一発」か所属事務所・石井光三オフィスのホームページをご覧ください。
というわけで、おこがましくもサンプラザに告知看板をアイコラりました。

枯渇と迷子と〜中野ガチお散歩〜・その18
あ。ちなみにサンプラザでやるわけじゃないので、あしからず。
新中野の「弁天」という、ちょうどいいサイズのライブハウスでやります。
みんな来てねっ★


※2009年12月に中野区ホームページが前面リニューアルになったため、『でかけよう中野の街に 公園と緑の散策マップ』のコンテンツは、現在掲載されておりません。

(2009.7)

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